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  • 2016.02.13 Saturday
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差異のある世界、そして差異のない世界

僕らが、世界を認識できるのは、世界に差異が
あるからといえます。

その差異のことを、マクロビオティックや東洋
の哲学では「陰陽」といいます。

例えば「男と女」には、違いがあり、ズレが
あります。

もし、違いやズレがなければ、男か女か区別が
つきません。

区別がつかないということは認識できないという
ことですね!

これは、形に限らず、僕らの感覚や感情が感じる
ことならすべて同じです。

つまり、「幸せ」を感じるためには、「苦しみ」
がなくてはならないとか、「快楽」を感じるため
には、「不快」を経験しなくてはならないとか
ですかね。

僕らの見ている世界は、違い、ズレ、落差という
差異によって成り立っている。

その一方の特性を「陰」と呼び、その一方の特性
を「陽」と呼び、この世界はすべてに「陰陽」が
あり、その拮抗が、僕らの宇宙をダイナミックに
動かし、僕らは、この宇宙を感じることができる
わけです。

比べる対象に「差異」があるということを「二元性」
といいます。

比べる対象に「差異」がないと、それらは「二つ」
として認識できません。

ただ「一つ」のものとして見えるわけです。

これを「一元性」といいます。

「一元性」の世界は、陰陽という差異がないので、
僕らの感覚では認識できません。

僕らの感覚を越えた世界です。

じゃあ、認識できないから、それは存在しないかと
いうと、それは論理的に成り立ちません。

なぜなら、僕らのこの世界が「二元性」であること
が、その先に「一元性」の世界があることを証明し
ているからです。

つまり、マクロビオティックなどで、なぜ「陰陽」
を学び、この世界が「二元性」であることを徹底的
に認識する練習をするかというと、その先に隠れて
いる「一元性」の世界を垣間見るためなのです。

そして、引いては、その一元性の世界に住み、
二元性の世界を自由自在にコントロールすることが
マクロビオティックの目的であり、桜沢如一の
「自由人思想」ということになるのです。

つまり、「1」と「2」の逆転です。

僕らは、「2」の世界をリアルな世界として、
「1」の世界はお伽話のようなアンリアルな世界
としてしか見れません。

ところが、ある瞬間に、「1」の世界がリアルで、
「2」の世界が、お伽話のようなアンリアルな世界
に逆転する時が来ます。

この逆転は、どうようにして起こるのでしょうか?

「ココを考える」ことが本当にオモシロイのです。

というか、「ココを考える」ことが「考える=カミ帰る」
ことの本当の意味なのかもしれません。

こんなことばかり「考えている人」は、本当に暇人
ですね!

でも「暇人」=「自由人」なのかもしれません(笑)

みなさんも「本当の暇人」になってみませんか!


 

激動の時代だからこそ生きる男

桜沢如一の伝記小説 

写真でかくない?

はい、デカイです。

だってこの男、装丁外ですから(笑)

社会が不安だったり、環境の異変だったりで、時代が激変する時
現れる人たちがいます。

その人達は、泥濘のうような、はたまた瓦礫とかした社会構造を
もろともせずに、自由に、そして優雅に、そして激しく、自分の
信じた宇宙を生きた人たちです。

そして、そういう人たちは、現在、過去、未来という時間軸を
超えて生き続けています。

そして、いまこの瞬間にも、僕らに語りかけます。

『桜沢如一。100年の夢。』を書いた著者の方は、2009年の
初夢にGOが枕元に立ったと言います。

そして、激動の始まりを予感させる今年、GOのメッセージは
一冊の本として僕らに届けられます。

贅沢は毛頭申しません。

マクロビオティックを理解してくれなくてもよいのです。

どうか、少しでも多くの人に、日本にこんな規格外の男がいた
ことを知って欲しいのです。

そして、この激動の時代だからこそ、本当の自分を見つめ、
自由に、そして楽しく、そして素晴らしい人生が送れることを
知ってほしいのです。


「スキなことをタンノーするほどやりぬき、スバラシイ、オモシロイ、ユカイな一生を送る。そしてスベテの人々に永く永くよろこばれ、カンシャされることである」 如一


僕らもいよいよホントーの生命を生きる時が来たのでしょう。
宇宙を生きるマスターと共に、大海原へ漕ぎいでる時が来た
のです。



みやびなまちからミツバチの宇宙へ

先日、マクロビオティック関連の仕事で、京の都へ
行ってきました。

今日は、そこでお会いしたMI塾で桜沢如一先生の
指導を受けたというマクロビオティックの指導者の先生
から出された宿題をつらつら書きたいと思います。

桜沢先生の有名な(一般的には有名ではない)クラックス
という陰陽問答があります。

その一つに「ハチの巣はなぜ六角形か?」というのが
あります。

その指導者の先生に、この答えが君にはわかるかと
言われ、「わかりません。教えてください」と言ったら
「それは教えられない」と言われました(笑)

「自分で考える」

ふふふ、まさに桜沢先生のお弟子さんですねぇ。

教えないことがマクロビオティックの本質を体現してます!

なんか桜沢先生の時代の雰囲気が感じられて、とても
幸せな気分でした。

というわけで、このクラックスを得意の図ブログで
考えてみることにしました。

もし、自分で考えたい方は、ここから読まないでね(笑)



さて、ミツバチが巣をつくる材料は、「蜜蝋」ですね。

これ、うちではマッサージクリームをつくる時によく
使うのですが、温度が高いと溶けて、冷えると固まる
いわゆる「ロウソク」みたいなもんですね。

ミツバチはまず、体温で温められたやわらかい「蜜蝋」を
分泌して、触角か口かわかりませんが、それにまず小さな
穴をあけるのだと思います。

そして、多分その穴に顔を突っ込んで、顔を中心にして、
グルグル回ります。

いわゆる回転による遠心力ですね。

マクロビオティックでは、遠心力は広がりを意味し、
いわゆる「陰性」なエネルギーを派生させます。

  
遠心力

そうすると、蜜蝋は徐々に拡散し、乾燥という陽性な力を
利用しながら、円い筒のような形状をしてくると思います。

でもこのままだと円はドンドン拡散して、いづれは壁面が
薄くなり破れて崩壊してしまいます。

では、なぜそうならないかというと、周囲でもこれと同じ
作業が同時に行われているからです。

求心力

まわりで同じように遠心力を利用した拡散運動が行われて
いますが、真ん中の円にとっては、それは同時に均等に
中心へ圧力がかかる「陽性=求心力」のエネルギーに変換
されていることがわかります。

つまり、陰性と陽性の拮抗ですね。はたまた、陰が陽に
転じる…。

これが、まさにマクロビオティックの世界観です。


さて、隣のハチの遠心力が真ん中の円にとっては、求心力
になりますが、その他にも、蜜蝋の乾燥という「陽性」、
はたまた、巣が下を向いていれば、必然的に重力という
「陽性」がありますので、中心の一番下にエネルギーが
向かいます。また、周辺をハチが歩けば、それだけ中心に
対して圧力がかかります。

これらの、陽性な圧力とミツバチの陰性な拡散行動が、
円のまだやわらかい壁面を均等に押しつぶすと、下記の
ような六角形が出現します。

六角形


あとは、これの繰り返しですね。

ハニカム構造

いわゆる、ハニカム構造といわれて、とても頑丈で
壊れにくミツバチの巣が出来上がります。

だから何?

あはは、確かに「だから何?」ですよね(笑)

でも、この構造は、例えば「雪の結晶」や「亀の甲羅」
「トンボの目」「泡の構造」などの様々な自然現象に
みられる普遍的なパターンだそうです。

そして、宇宙の銀河も、もしかしたら六角形のボイド
を形成し、ハニカム構造に集合しているとも考えられ
ます。

陰性なエネルギーと陽性なエネルギーが見事に調和した
時、このハニカム構造が現れるのかもしれません。

桜沢先生が、陰陽調和のシンボルとして、上下の三角形
(▽と△)を重ねた六芒星を用いたのにも、やはり六角形
に宇宙の秘密があることを意味しているのでしょうか。

ともあれ、僕らがミツバチに学ぶことは、一つですね!

ミツバチは、みな自分たちの与えられた仕事を何の疑問も
なくこなしていきます。

そして、他のミツバチの行動に疑念をさしはさむことなく
信頼の中で自分の行動に徹します。

それらが必然的に宇宙の陰陽というエネルギーの調和と
共鳴しながら、見事な「巣」を形成して行きます。

人間みたいにお互いをただ責めあっていたら、いっこうに
甘い蜜で満たされたゆりかごは出来そうもありませんね(笑)

さてさて、桜沢先生の生誕地で、久しぶりにどっぷりと
マクロビオティックの世界に満たされた時間でした。

しかして、甘い蜜には棘がある…。

あまりのめり込むと、チクリと一刺しありそうなので、
この辺で終わりにしておきましょう(笑)


対立は創造の支点にはなりえない考

さて、久しぶりの更新です。
なんか、今回の件でネット上が活性化したのか、こんなブログでも
ありえないアクセスがあり、少し恥ずかしいのでほとぼりがさめる
まで静かにしていました(笑)。

今日は、お得意の図ブログです。
世界の創造原理を単純な図にしてみました。


   創造の支点1


マクロビオティックは、世界を「陰」と「陽」の二つのエネルギー
で捉えます。

そして、その陰陽は「無限」という絶対的な1点から派生、つまり
創造されていると考えます。

つまり、1点が2点に分かれることによって、この宇宙の時空間
が誕生することになります。

「陰と陽」とは、この宇宙のすべての相対的現象に当てはまります。
「左右」「上下」「男女」「夜昼」「寒暖」「勝負」「善悪」「生死」などなど
ですね。

なぜ、「マクロビオティック」は「中庸」や「陰陽調和」を目指すか
といえば、この陰陽二元的世界で、創造の支点を見出すには、
中心点で、創造の支点とシンクロニシティーを起こさなければ
ならないからです。

最終的には、対立項を超えた創造者の立場に立って、世界を
クリエイトする立場になります。

上記の図は、マクロビオティックを実践する人にとっては
基本的なモデルとなります。

ちなみにこのモデルは、この世界のすべてに当てはめることが
できます。

面白いのでやってみましょう。

まずはわかりやすいところで、サッカーやパチンコに当てはめて
みます。


創造の支点2


当たり前です(笑)。創造者は「主催者」であったり、「経営者」で
あったりします。

いやいや別に、ゲームに参加しちゃダメとか言っているわけでは
ありませんよ。

でも、プレイヤーはあくまでも創造者ではありません。

メッシは確かに創造的かもしれませんが、対立項である相手
チームやボールといったルールを与えられて、はじめて輝ける
相対的なレベルです。

本当の創造者は、舞台に現れません。
サッカーの主催者もパチンコの経営者も、基本的には表へは
出て来ませんよね。

同じように、原発の本当の創造者も表へは出てきません。


創造の支点3


いやいや別には「反対」しちゃいけないとか、「推進」しちゃ
いけないとか言っているわけではありませんよ(笑)。

ただ対立に参加する人達の膨大に消耗するエネルギーが
どこへいくかと言えば、主催者のところへ行くというだけなの
です。

つまり、「対立」は「創造の支点」にはなりえないということですね。

本当に世界を変えたいのであれば、多くの人が「創造の支点」
を見出すしかないわけです。

そのためには、対立項と調和するしかない。
それが、マクロビオティックの真の目的でもあるのですね。

「陽和」とは、「受け入れる」とか「ゆるす」とか「理解する」とか
いろいろ言い換えられます。

それが唯一、「創造の支点」に立つための入口のような気が
します。

まぁ、こんなこと書いても、興奮している人たちには、

「何、傍観してるんだ!」
「ゲームに参加しろ!」
「男なら勝負してみろ!」

とか言われるのがオチなのですね。

いやいや、ごもっとも!男らしさのかけらもありませんよね(笑)


人類を魅了する分裂宇宙

最近本当に感じることは、なぜここまで「原子力」
というものが、人類の関心を惹きつけるのだろう
ということです。

推進派であろうと、反対派であろうと、中間派で
あろうと、ここまで議論に魅了される人たちを
見ていると、「原子力」とは、根源的な何かの
シンボルではないかと考え始めました。

そこで僕が今回注目したのはT電力のロゴマーク
です。


電力会社ロゴマーク


「T」と「○」でデザインされたこのマーク。
マクロビオティックを知っている人にはピンと
来ますね!

そう、陰陽図のモチーフです。

「1が2を生み、2が3を生み、3が万物を生む」

つまり分裂による宇宙創造神話のシンボルです。

おそらく、T電力は、原子力という核分裂によって
万物を創造するエネルギー、それから得られる豊かな
生活を目指して、このシンボルを作ったのでしょう。

しかし、現在この分裂を制御しきれない問題に直面
しています。

さて、もうひとつ、人類には「分裂を制御しきれない」
問題があります。

なんだと思いますか?

そう、ご名答! ガン細胞です。

細胞分裂とは、僕らの世界、そして僕らの肉体を
進化させるためには必要不可欠です。

ところが、この分裂が制御しきれなくて、異常分裂
が起こり、悪性のエネルギーが周辺の正常細胞に
漏れ出し、汚染して、ひいては人体の死を引き起
こします。

つまり、「ガン」は、僕らの身体の中で起こる
「福島第一原発事故」と言えます。

また言いかえれば、「原発」とは、地球という
身体に出現したガン細胞と捉える事もできます。

ということは、福島で行われていることは、ある意味
ガン治療みたいなもので、なんか色々注射したり、
投薬したりしているでしょ(笑)。

原発廃止と訴える人は、ある意味、手術でもって、
ガン細胞を切除しちゃいましょうと言ってるわけです。

中間派の人は、「ガン」を敵と思わず共存して行き
ましょうという感じ?

まぁ、冗談はさておき、何が言いたいかというと、
「分裂」なくして、今の僕らの宇宙はありえない
わけです。

僕らは「分裂」によって生まれるエネルギーに魅了
されているということです。

そして「原発」も「ガン細胞」も僕らが自然に行きつく
終着駅のシンボルです。

だからいくら「原発」を廃止しても、「ガン細胞」を
切除しても、実は何も変わらないのです。

なぜなら、「分裂を制御しきれない」というのは、今
に始まったわけではなく、後にも先にも「分裂」は
制御できないからです。

実は、この世界は、自然や物質、そして身体も含め、
そもそも初めから制御できる代物ではないのです。

そんな分裂で創造される宇宙そのものをこころの
拠り所として生きる限り、結局は不安と恐怖から
逃れることはできません。

僕らは今、確かに宇宙観の転換を迫られています。

転換というか、あらたな宇宙への移行です。

僕らが今現実と感じている分裂によって生まれた
宇宙ではない別の宇宙。

僕らのこころがそれに気づく時、その時始めて「原発」
も「ガン細胞」も必要なくなるのでしょうね。



覆水盆にかえる

昨年から縁あってウェブサイトを作らせて頂いている
鎌倉の宮大工さんへ打合せに行くことがあります。

先日も、今年初めて伺わせて頂いたのですが、今回も
日本の古建築の素晴らしさを教えて頂きました。

日本の伝統的な木造建築の基本は、「むすんでひらいて」
なのだそうです。

大切なことは、ほどくことができるということです。

これは、地震の多い日本という国土の中では、とても
重要なことなのです。

実際いくつかの事例を見せてもらったのですが、地震で
全倒壊した木造建築の文化財が、再び組み直され、もと
の姿に戻る姿は、まさに「覆水盆にかえる」なのです。

折しも、そのあとすぐにニュージーランドの大地震の映像
でみた石で強硬に築きあげた壮麗な建物がガレキと化す
姿は、まさに「覆水盆にかえらず」で、それは対照的に
見えるのでした。

むすんでひらくというのは、まさに「陰陽」です。

風呂敷なんかも同じで、日本の伝統的文化には、つねに
この陰陽である「むすんでひらいて」が基本にあります。

それは、壊れること、つまり変化すること、究極的には
「死」を受け入れて、「生」に転換するアイデアです。

マクロビオティックも全く同じ原理です。

桜沢如一は、「壊れたカップはいつでも元に戻せる」
と言ったそうです。

つまり、この世界の二元性である陰陽を理解すれば、
常に「覆水は盆にかえる」ということなのです。

これは「恐れ」を知らないという状態ですね。

つまり、マクロビオティックの究極的な目的は、「恐れ」
がなくなるということなのです。

日本は、言わずと知れた地震国です。また季節の変化が
とてもめまぐるしい国です。

こうした陰陽の波が激しい国土の中で、培われてきた
バランス感覚は今まさに世界が共有すべき奥深い感覚
なのだと思うのです。

イエス・キリストは磔刑により死んだはずでした。しかし
彼は3日目によみがえります。

この神話に託されたメッセージもまた「覆水盆にかえる」
です。

イエスは、「磔刑」など全く意に介していませんでした。
この世界の二元性を完全に理解していたイエスにとって、
「生」と「死」はいつでも入れ替え可能なアイテムでしか
ありません。

日本の古建築が、地震という磔刑を受けて崩壊しても、
何食わぬ顔で元の姿となって現れる…。

これは、まさにイエスの3日目によみがえる姿と重なります。

それは、日本人のおおらかさにつながります。

日本人の忍耐強いメンタリティーとは、常に心の奥深くで
陰陽の原理を知ってたからでしょう。

「覆水盆にかえる」

日本からマクロビオティックが生まれた必然を感じる
今日この頃です。


桜沢如一に学ぶブランディング術

最近仕事で棚田地域などの地方に出向くことも
多く、そこでよく耳にするのが「地域ブランド」
という言葉です。

その地域にもともとあった物産品などを新たな
ブランドとして発信し、地域を活性化しようと
いう流れですね。

僕が仕事で関わる「棚田」なんてのもいわば、
地域の忘れ去られようとしていた産物を、新たな
付加価値を与えたり、パッケージをリニューアル
することで、都市の人たちの心をくすぐる魅力ある
ブランドとして再提案するといった、いわば
地域ブランディングの一種なわけです。

そんな時、僕が参考にするのが、マクロビオティック
の桜沢如一です。

桜沢さんがなんで出てくるの?

あはは、僕は桜沢さんは優秀なブランナー(勝手な
造語です)だと思っているのです。

つまり、日本食という世界的にはローカルな
物産を「マクロビオティック」というブランデング
を行い世界に発信したということですね。

マクロビオティックの素材は、いってみれば、
米やら味噌やら醤油やら、日本で昔から作られて
きた日常的な地域物産です。

日本人にとっては、なんの珍らしさもないごく
ありふれた存在ですね。

棚田なんかもおんなじで、地域の人にとっては
ごくありふれた存在で、それに何の魅力があるか
など全く不可解な代物です。

つまり、あまりに日常的で、生活に同化している
ものなので、そのありがたさや希有さをあらためて
認識することがなくなっているわけです。

桜沢さんは、そんなありふれた日本食の素材や
食べ方に、あらたな付加価値をつけて、マクロ
ビオティックという斬新なパッケージでブラン
ディングすることで、世界の人々にとって
ローカルな地域である日本の精神や伝統意識を
発信していったという視点でとらえることも
できるのです。

付加価値というのは、まさに陰陽や宇宙の秩序と
いった拡張された概念ですね。パッケージとは
穀物菜食といったフォーカスしやすい定義です。

しかし、誇大妄想や全く関係のないパッケージ
で覆うことは、単なる誇大広告でブランディング
とは言えません。

大切なのは、そのものに内在するエネルギーを
上手く読み取り、人々の目に見えるような形で
再提案するということですね。

そういった意味で、マクロビオティックは、
日本人の内在しているエネルギー、そしてそれに
裏打ちされて創造されてきた地域産物を世界の
人々が目に見える形での提案に見事に成功している
希有な地域ブランドだと言えるのです。

マクロビオティックが単なる身体や精神修養のツール
というだけでなく、一つのビジネスモデルとしても
通用するのは、桜沢如一の希有なブランデング力の
たまものなのでしょうね。

まぁ、でも結局、ブランディングというのは、外の
人たちに見えやすいように曖昧な部分をそぎ落とし、
特長を大げさに表現するといった「極論」なのです。

外の人に見やすくなる一方で、中の人たちには
賛否両論となるわけですね(笑)

これ、地域ブランディングの宿命なんです。

ですから、マクロビオティックを広めたいなら、
外国へ行ってください(笑)

結局、マクロビオティックは地域ブランドなんです。
地域(日本)では、あくまでも賛否両論が宿命なん
ですね。
 

戻るべきか進むべきか

ワールドカップも終わり、次の気分は夏休み・・・

かな。

ここ数日、サッカーや選挙と言った所謂
「二項対立的な戦い」が日々繰り広げされて
いましたね。

攻撃的か 守備的か

これは、二元性の世界にあって、永遠の論議
でもありますね。

マクロビオティックなんかにも、こういった二つ
の傾向があります。

たとえば、人間はあくまで「動物」であり、自然の
摂理から逃れられない。

だから、謙虚に動物に習い、昔の人達がしていた
プリミティブな生活に戻りましょうといった傾向。

どちらかと言うと農業や自然素材のファッション
田舎暮らしや動的な祭りといったネイティブで
情熱的な雰囲気をかもし出します。

こちらが、いわば「過去」を賛美する陽性傾向
とすれば、食べ物なんかも結構塩気が効いて
います(笑)

一方で、陰性傾向のマクロビオティクもあります。

こちらは、むしろ人間は「動物」という枠組みを
超えて、スピリチュアルに進化していく存在だ
と捉えます。

この場合、もっぱら精神世界に価値を見出し
スタイル的にも近未来志向で、人間にしかない
未知なる創造性を賛美します。

食べ物なんかは、結構塩気が薄く、どちらかと
言えばベジタリアンに近い感じで、自然食材
というよりか内在するエネルギーを重んじます。

瞑想やスピリチュアルなワークが日常的で、
あまり都会を離れず、クールで繊細な雰囲気を
かもし出します。

前者の信仰は、もちろん「地球」。
母なる大地を無骨にも守っていくことが使命となります。

後者の信仰は、もちろん「宇宙」。
未知なる世界を微細に探究していくことが使命になります。


さて、マクロビオティックワールドカップの始まりです(笑)


無骨にゴールを守る陽性軍団オランダが勝つか!

繊細にパスをつなげ未知なる創造性が溢れるゴール
を目指す陰性軍団スペインが勝つか!


結果スペインが勝ったわけなんですが、だからと言って、
スペインが一概に陰性かって言えないところが「陰陽」の
面白さですね。


て言うか、実際の試合みてないし。。。


だって、テレビないし。。。(笑)


僕が先生になれない理由

先日とあるマクロビ的な会場で、ある人に声を
かけられました。

「昔、O先生の講座の司会をしていた方です
よね!」

しかし、もう5年以上も前の事なのに、よく覚え
てるなぁと思いつつ、昔話に花が咲きます。

そして、その方は興奮しながら、私に質問します。

「この前、あるマクロビの先生に、これは『陰』
でしょうか、あれな『陽』でしょうか、と聞いたら
いつまでも陰陽にこだわっちゃダメだよと
言われたのですが、そうなんでしょうか?」

そうなんでしょうかって、あなたは明らかに
「そうじゃない」と言ってもらいたいのでしょう(笑)

はたまた

「私の身体は、リトマス試験紙みたいで、悪い
食物を食べると直ぐに身体が反応するのです。
それをあるマクロビの先生に話したら、それは
思い込みです。心の力は、食べ物に勝るのです
って言うのですが、そうなんでしょうか?」

そうなんでしょうかって、あなたは明らかに
「そうじゃない」と言ってもらいたいのでしょう(笑)

もし、僕が「先生」であったなら、僕もそのマクロビ
の先生と同じように答えたかもしれません。

ところが、僕は根っからのエンターティナー・・・。

どんな瞬間でも、その人が喜びそうな事が、口を
ついて出てきてしまう体質なのです。

「マクロビオテイックの最終的な目的は、もちろん
陰陽という二元論を超えて無限という一元的な
世界に到達することでしょうが、そこに到達する
ためには、まずは日常生活を徹底的に陰陽で
考えることが大切なんじゃないですか。
じゃんじゃん、陰陽にこだわってくださいよ!」

はたまた

「もちろん、心のエネルギーは食べ物の影響を
凌駕すると思いますよ。ただ、心という見えない
エネルギーをコントロールするために、食べ物
という比較的目に見えるエネルギーで練習する
ことが、マクロビオティック独自のメソッドです
からねぇ。
じゃんじゃん、食べ物で実験してみてくださいよ!」

案の定、その方はやんややんやの大喜び・・・・。

いや、その先生の気持ちはよく分かるのですよ。
だから、前半部では、その先生の意図を解説
してるのです。

ただ、多分その人は、後半の「じゃんじゃん」から
しか聞いてねぇだろうなぁ〜(笑)

まぁ、いいんですよ。

僕の仕事は、人に教えを授けることではなくて、
人を楽しませること。

その瞬間盛り上がれば、真理なんてどうでもよい
のです(笑)

結局これが、「僕が先生になれない理由」なんだな。


玄米 過去 未来

マクロビオティックの世界から離れて、
もうかれこれ5,6年位になるのでしょうか。

とても、矛盾する言い方かもしれませんが、
僕が、マクロビオティックの世界を離れた
理由は、まさにマクロビオティックを実践
するためでした。

意味分かりませんよね(笑)

つまり、安住と冒険のどちらが、マクロっぽい
かというと、「冒険」の方がより、マクロっぽい
わけです。

僕は、比較的恵まれていたのです。

全く努力なく、マクロビオティックの大家の
先生のアシスタントになり、誰もがうらやむ
ような経験をさせて頂いたり、普通じゃ手に
入らない貴重な資料や裏話を得る環境に
いたりと。

ですんで、そのままこの世界で生きていれば
それなりの指導者やマクロの権威にもなれた
かもしれなし、実際にそういう期待もあったり
しました。

また、それを伝え、継承していくことの義務
もあるのではないかと。

でも僕は、性格もあるのですが、外の世界へ
出たくなりました。

つまり、「安住心」より、「冒険心」。

もちろん、マクロの世界が冒険になるので
あれば良いのですが、僕にとっては、居心地
の良い安住の世界だったのです。

しかし、僕は最近ふと思うのです。

どうもコリャ、西遊記の孫悟空だなと。

いくら、新たな分野で仕事をしようと、どうしても
行き着く果ては「玄米」にたどり着いてしまう。

そして、そこには必ず「陰陽」のテーマがある。

「玄米と陰陽」

全くお釈迦様の手の中のような気がするのです(笑)

僕は、これからもことさらマクロビオティックの
矢面に立つことはないでしょう。

でも、どんな仕事をしようと、結局僕は「玄米と
陰陽」、つまり、「元なる光のシンボルと二つの
エネルギー」というマクロビオティックの精神を
密かに伝える使者であることにはかわらない
のでしょう。


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