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森と棚田と海が織りなす平和食

先日、私のフィールドである西伊豆松崎町の石部棚田で
草刈り作業とその集落で3年ぶりに復活した大地曳まつり
に参加して来ました。

棚田と海のイベントを同時に経験して、あらためて、
森と棚田、そして海という日本の国土が織りなす循環を
肌で感じる二日間となりました。

「森は海の恋人」は、我々の世界では比較的メジャー
な運動ではありますが、私はマクロビオティック運動など
の食の世界にいる立場として、「森と棚田と海」という
3点の軸から、日本を捉えたいと常々思っています。

今、ユネスコの世界無形遺産に「和食(一汁三菜)」の
登録申請が進められているそうです。

日本食は、なぜ「和食」と呼ばれるのでしょうか?

これは、日本のいわゆる主食であるお米、そして山の幸
海の幸を副食にした「一汁三菜」が、環境と調和し、
人と人を和し、平和で健康に暮らせる食事だからです。

森が水をもたらし、棚田がその水で稲を育み、森と棚田
で養分に満たされた水が川から海に流れ、海の生き物を
育む。

もしも、これが水稲でなく、畑作物が主食であれば、
山は焼かれ、土壌も痩せて行きます。

もし、肉食が日本で推奨されていたら、放牧で山の緑は
食べ尽くされて行きます。

この日本の国土が、これほど緑豊かなのは、森と棚田、
そして海という水の循環をシステマティックに活用して
導き出された「和食(一汁三菜)」があったからです。

逆に言えば、この「和食」でしか、この国土を守りながら、
人々が生きていくことが出来なかったのです。

そして、この「和食(一汁三菜)」を、季節や土地に即した
食べ方で食していれば、環境は悪化せず、人々の身体の
健康も保たれるわけです。

つまり、お米を主食として、ごく僅かな山の幸と海の幸
という副食で構成された「和食(一汁三菜)」は、
そのものずばり、日本の「森と棚田と海」という環境の
循環モデルなのです。

ですので、その「和食」が世界無形遺産に登録されることは
とても意義のあることでしょう。

好きなものを好きなだけ食べて何が悪い!

と言う方の気持ちはよくわかります(笑)

しかし、「食」とは、環境なくして存在することはできません。

つまり、大袈裟に言えば、食べ物は、自分で決めるのではなく
自分が住まわせてもらっている環境が決めるのです。

そして、その環境が決めた食べ物を食べれば、自ずと自分の
健康が約束されるのですね。

マクロビオティックの思想とは、単純にこんなことなのです。
あまり、小難しく考えないでくださいね(笑)

私のフィールドである松崎町の石部棚田は、「森と棚田と海」
という循環モデルをコンパクトに体験できる稀有な集落です。

もし、「和食(一汁三菜)」が、世界無形遺産に登録される
のであれば、そのコンセプトに「森と棚田と海」という
「和食」の背景をぜひ盛り込んでいただきたい。

なんだったら、石部棚田を世界遺産に登録しても

OKですよ(笑)

 

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  • 2016.02.13 Saturday
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