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  • 2016.02.13 Saturday
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逃げ道のある世界

「表大きければ、裏も大なり」 

これは、マクロビオティックの創始者、桜沢如一が
示した宇宙の秩序の一つですが、この僕らが生きる
相対世界には、必ず表があれば裏もある。

つまり、陽があれば陰があるという事ですね。

表というのは、光の当たる明るい、いわゆる表舞台
ですが、裏というのは光の当たらない影、つまり
裏舞台といえます。

とても当たり前でわかりきったことですね!

日本というのは、古来からこの表社会と裏社会の
絶妙なバランスで陰陽を調和した社会が営まれて
きました。

いわゆる平地という日の当たる社会と、山地という
日の当たらない社会ですね。

例えば、稲作農耕を中心とした平地での集団的生活
である表社会で、うまくいかなくなっても、日本は
列島の中心に山脈が連なっていて、そこに逃げ込めば、
山地という裏のネットワークを通じて、どこでも移動
できるし、表社会に出ずとも、山地の厳しいけれど
生き生きとした社会の中で逃げ暮らすこともできた
のです。

サンカ、マタギ、木地師、たたらなど平地の枠組み
では捉えることのできない山の民たちは、それこそ、
表社会では認知されず、差別はされるけれど、どこかで
平地民との暗黙の了解の中、お互いが助けあっていた
風情があったのです。

「逃げる」という言葉は、とかくネガティブに使われる
ことが多いですが、逃げ道のない社会というのは、
とても窮屈なものですね。

日本では、今年間3万人の自殺者がいると言います。

結局のところ現代の社会とは、陰陽という相対的価値観
を理解できない。

だから、裏社会というものに価値を置けないので、徹底的
に排除しようとするのです。

逃げ道である山は乱開発され、法律で裏の社会が存在
できないようにする。戸籍は完璧に整備され、GPSで居場所
を特定され、背番号までつけて管理しようとするわけです(笑)

これでは、表の社会でうまく行かなかった人の逃げ道が
全くなくなってしまうのです。

必然、最後の逃げ道である「死の世界」を選択するしか
方法はないのです。日本の自殺率が高いのは当然なのです。

では現代は、全く逃げ道が無くなったかというと、
そうではなく、意外や意外、足元に新たな裏の世界が形成
されつつあります。

年金制度でゆとりのある高齢者の親の家に逃げ込み、
インターネットで匿名性のあるコミュニティーを形成
することによって、裏の社会の役割を演出しています。

つまり、表の社会に出ることを辞めた引きこもりやニート
といったライフスタイルの選択の余地は、ある意味、自殺率
の抑制にはなっているのかもしれません。

とは言え、表社会がその引きこもりやニートといった人
たちを、サンカやマタギ、木地師といった裏文化人として
暗黙の了解のもとで存在性を認めない限り、陰陽の調和した
社会は構成できません。

陽がダメなら陰で生きる。陰がダメなら、陽で生きる。

表があって、裏があるから、深遠なる世界が創られるの
です。

表だけの世界なんて、ほんと薄っぺらくて面白くない!

僕は、常に表と裏を行き来したマレビトありたい(笑)



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  • 2016.02.13 Saturday
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コメント
棚田は光と影の交錯する緩衝地帯でしょうか?
  • みっこ
  • 2013/06/02 11:54 AM
☆みっこさん

その通り!

実はそのことを書きたくて、この記事を前章
として書きました。

棚田は、米ということを通して平地社会と
つながっているのですが、中山間地という
山地の入口にあるため、平地と山地の価値観
が交差する曖昧領域なのです。

だから、棚田では真逆の価値観が混在する
面白い空間になるのですね!

棚田を通して、オルタナティブな世界にも
メジャーな世界にも行ける。

僕は、そんな境界線上の空間がなんともいえ
なく好きなんですね。

マクロビオティックもそんな価値観を内包
していますね〜。

anubis22さん、anubis22ワールドにおとずれる皆さんこんばんは、遊びに来ました。全然話は関係ありませんが、私はロックの人ではないんですが、ポールウェラーフリークでもないのですが、スタイルカウンシルのIt Didn't Matterを聴いて今夜は1人盛り上がってました。いい音楽は一杯ひっかけなくても酔えますね。10代20代は新譜を聞き続けなきゃねみたいなところがありましたが、今は新譜を追いかけるでもなく、ナツメロ♪♪♪を聞きまくるおばさんです(笑)。シャーリー富岡は今どうしているのかな?
  • スイートマジョラム
  • 2013/06/03 2:11 AM
☆スイートマジョラムさん

あらあら、渋い選曲ですね(笑)
スタカンといえば Shout to the Top!とか
まず来ると思うのですが。

そうそう僕らの時代では、富岡と言えば
シャリーで決してマイケルではなかった
ですよね。

懐かしいです(笑)
私もいつも言い訳とか逃げ道に「まあ、こんな事も宇宙から観たら同じやろうけど、」とか「これは宇宙の法則やからしかたないよ〜」とか使って、宇宙のせいにしています。(笑)逃げ道や言い訳は必要ですよね〜。
  • サニー
  • 2013/06/04 6:00 PM
☆サニーさん

宇宙と関西弁、萌えますね〜(笑)
はろー、anubis22さん。
表の社会で上手く行かなかった人達の逃げ道。
日本に(いや、都会に、と言ったほうがいいのかな?どうだろか・・)いつからなくなってしまったのかしら。
人種差別は勿論あるけど、ここNZにはその逃げ道、存在しています。多種多様な人々が暮らすこの国では、その違いを認めないと成り立たない。その恩恵で、表の社会で上手く行かなくなった人達にも目を行き届かせなければという風潮が生まれたのかもしれない。あと、やはりキリスト教の影響も強いと思う。冒頭に日本はいつから?と書いたけれど、どうだったのでしょう・・・もしかしたら、昔から逃げ道を認めない国だったのかしらん?村八分とか田舎にもあったようですしね。 う〜ん・・・
  • moonika9
  • 2013/06/11 4:47 AM
☆moonika9さん

NZも日本も島国ってところで、なかなか空間的な
逃げ道はないですよね(笑)

確かに多種多様な人種がいるってところは、日本
と違いますね〜。

村八分も二分残しているってところで、逃げ道と
考えることもできないことはないかな(笑)

私はつい最近、あるフラワーエッセンスメーカーのものを使うのをやめました。
そのメーカーは神智学的背景、霊的哲学に基づいて完璧に花のジェスチャーを理解し生成しているものと思っていました。確かに効果はある程度はあるのです。しかし何かそのメーカーが提出するエッセンスの定義に違和感を感じていました。
あるとき思ったのが、そのメーカーを使用する人たちに共通の理念といいますか、支持したい背景のようなものを感じました。それは「セラピストとして現状の社会をうまく調和させていく」というものでした。つまりセラピストの立場から第3チャクラ-第4チャクラ的にうまく調和させていきたいというものです。しかし私にはその素養がありません。ですが完璧に世界を表現したいというエゴから、それを支持していたのです。
 物理学にしろ、マクロビオティックにしろ、スピリチュアルにしろ完璧に世界を表現できているように見えて、それを支持する人間の内的宇宙いかんで様々に顕現されることがわかりました。つまり人間を見る必要があるということになります。
それがこの間のトマトは陽性なんじゃないかという話につながらないでしょうか?

  • law
  • 2013/06/17 8:03 PM
☆law君

先日は、お会いできて嬉しかったです!
また、遊びに来て下さいね〜。

第3チャクラ-第4チャクラの調和は確かにスピリチュアルな
世界では、よく出てきますね。

とくにスピリチュアルに向かう人は、社会性から逸脱して
行く傾向があるからかもしれませんから。

それぞれのメソッドというのは、確かに「完璧な世界」を
表現していると思いますが、誰もがそれを実践しているからと
いって、「完璧な世界」を生きているとは限らないと思い
ますよ。

そういう意味では、law君の言うとおり、何を実践しているから
ではなく、その人そのものを見ることが大切だと思いますよ!

地に足をつけること、または玄米をとり砂糖をとらないのが、グラウンディングなのでしょうか?ぼくは自己の道、神話、元型、物語を生きずに他者のストーリーを生きていることがグラウンディングしていないことだと思います。「完璧な世界」つまり二元世界に顕現される元型は、共通のものもあれば、そうでないものもある。ストーリーがかわれば、回復魔法はケアルにもなればホイミかもしれない。いまの世界はほぼ一つのストーリーしか焦点を合わせていない。ある意味一元的な世界かもしれませんね(笑)
  • law
  • 2013/06/19 1:19 PM
☆law君

ほんと一つのストーリーしか許容しない世界
になりつつありますね〜。

ワンワールドとワンネスの違いですね(笑)
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